まだ日も高いうちでは御座いましたが
仁三路の廟口夜市で腹ごしらえをして、向かったのは中正公園
繁華街から北東へ向かって歩くと忠烈祠を祀る施設がございます。
鳥居の様な門を潜り抜け石段を登ってゆくと
なんと、灯篭や狛犬が迎えてくれるのです。
ずいぶん和風の置物も有るものだなと記憶していた為
帰国してから周辺地域の事を調べてみると
日本の統治時代には基隆神社が建立されていた場所だそうです。

現在でも当時の鳥居を利用して建てられているとの事で
形を重ねて見ると妙に納得が出来ます。

中正公園 入口

更に道なりに足を進めると、観音様が多数祀られている広場が現れますが
私の目的は高台から基隆の街並みを眺める事で御座います。
運が良い事に3日に1日は雨が降ると言われる地域にも関わらず
素敵な景色を一望する事が出来ました。

様々な観光パンフレットに使われている
撮影スポットは恐らくこの辺りの位置でしょうか
夜になれば長崎の様に美しい夜景が見えるのでしょうね。

基隆港 

そして公園内にあるもう一つの施設が中元祭祀文物館
元々、前知識も無く散歩をしていた為
何となく街中から見えたこの施設を目印に歩いておりました。

台湾の旧暦7月15日に開催される中元節には
建物がライトアップされて大層な賑わいを見せるそうなのですが
本日は平日の昼間という事もあってか、お客は私一人の様です。
ちなみに、中元節とは日本のお盆にあたる行事で
先祖があの世でもお金に困らない様に
紙幣を燃やして供養をする事が多いそうです。
館内ではお祭の際に使う道具や、映像を見る事が出来ました。

中元祭祀文物館

さて 今回は移動中だった為、時間に限りが御座いましたが
観光スポットを外れた路地裏もずいぶん探索する事が出来ました。
生活環境と導線が密接な為、撮影する事をついつい遠慮してしまうのですが
煌びやかでは無くとも、生活感が漂う場所の方が魅力的で
昔から興味を引いておりました。
洋服と生物が並べて売られていたり、道路上で肉をさばいていたり
土地の人にとっては当たり前の日常が
私にとっては羨ましい位にキラキラして見えるのです。
路地が異次元につながっている様で、子供の頃の様にドキドキしてしまいます。

次に立ち寄った際には荷蘭城の砲台跡など
史跡にも足をのばしてみようかと思います。

 信二路224