近況のご報告とか、糧になった事とか色々

今回も久しぶりの更新となりました。
マジックアドバイザーとして関わらせて頂いたミュージカル
「テニスの王子様 青学vs立海」全国ツアーも終えて
現在は東京凱旋公演が開催中でございます。

この作品は役者の皆様が美男子揃いという事も人気の秘密。
累計140万人のお客様を動員しております。
しかしそんな売りだけでは、長期間に渡りファンの心をつかむ事は出きない。
リハーサル時からキャストとスタッフが一丸となって稽古に打ち込んだ結果が
反映されているのだと感じます。
既にチケットは完売の様ですが千秋楽では全国の映画館でライブビューイングが開催されます。
テニミュファンのレポートを覗いていると
仁王役(久保田秀敏さん)のマジックシーンの演出も
日替わりで何のマジックをしたかがわかるくらい詳しく書いて下さっている。
毎日、私も楽しみになっておりました。
役者の皆様には最終日まで、怪我無く頑張って頂きたいです!

テニスの王子様「青学vs立海」


私のこの夏の思いでは、昨年は東日本大震災の為に中止になってしまった
仙台ロイヤルパークホテルでのディナーショー
今年も素敵なスタッフの皆様と楽しむ事が出来ました。
そして1000名以上ものお客様にご来場頂き本当にありがとうございました。
抽選会もプレゼンターを務めさせて頂きましたが
何と今回もスイートルームを含む豪華景品の数々
お客様の中には2年前も御当選という強運の持ち主もいらっしゃいました。
お子様から大人までドキドキの瞬間ですね。
詳しくはロイヤルパークホテルでのレポートも御覧下さい。

イベントレポート/仙台ロイヤルパークホテル

仙台ロイヤルパークホテル


近頃、良い経験をさせて頂く機会が度々ございました。
私は舞台公演を主な生業としておりますが
どういう訳か、講演の依頼が相次いだのでございます。

勿論きっかけがございます。
現在、日本各地から震災被害のあった地方を盛り上げようと
会社の懇親会を東北で開催する等、各企業が応援をして下さっています。
そんな中、避難所での子供達の事や現在実施している福祉公演についての
話を交えてショーを制作する機会を得たのです。
人づてに伝わったのか、検索で見て頂いたのか何れにせよ光栄な事でございます。

…と申しましても
私は立派な育ちをした訳でもなく、福祉に関する専門知識を習得した訳でもない。
音楽をやってみたり、お芝居をやってみたり
どちらかと言えば、自由奔放な生活を送っていた人間です。
一流企業を管理している方々を前にして図々しくスピーチが出来る程
壮大な人生経験は積んでいる訳がございません。

相当考えた挙句、私が人様に話せる題材は慰問や応援活動により
体験した事をそのまま伝える事でした。

地元友人達の周りで起こった、ニュースでも発表されなかった出来事。
そして、親を亡くしてしまい自分の行動を制御出来なくなった子供達の心。
この件に関しては、マジックという不思議な体験をする事により
強い興奮状態となってしまい一部の子供が暴れ出してしまうのだ。
勿論、楽しんでいる延長線上での出来事ではあるものの
マジックショーを中断せざるおえない場面が多々あった。
可愛そうと思うが故に、周囲の大人達からの指導が行き届かなくなっていたのである。
震災直後とはいえ、舞台の中で子供達を制御出来なかった事は
今でも忘れられない出来事となりました。

もし、自分の幼少期に家族と一生会えなくなってしまったら
どんな気持ちなのだろうか、当時はそんな事ばかり考えてしまった。
私は心の専門家でも何でもない、結局はその場だけの事かも知れないが
マジックというスキルを使って子供達を楽しませる事が出来ると信じている。
仮に私の息子がそういった状況に陥ってしまったら、
親である私の願いは、毎日元気に笑っていてほしい。
そんな思いから実施していたのだ。

この応援活動を継続するきっかけとなったのは
仙台市の荒浜地区に設置された避難所での出来ごと。
公演を終えて帰り支度をしていると、おじさんが私の元へサインペンを持って来た。
差し出された帽子に、何げなくサインを書き終えてから聞いた言葉は
「おじさんの財産、これだけになってしまったよ。」と言いながら帽子を撫でている
しかし落ち込んだ様子ではなく、ただ自分の現状を私に教えてくれているのだと理解できる。
財産か…私も家庭を持ち、子供を育てるまでは考えた事すらなかった。

財産というものは家族を守る為の武器でもある。
ましてやおじさんは家族とも、会えなくなってしまっていたかもしれない。
とても重く受け取れた言葉だった。
そして続けて聞いた言葉は
「何もお礼が出来ないけど、復活したら今度は、おじさん達が君を応援するから。」

たった1つだけ残った自分の持ち物
その大切な帽子に名前を書いてもらったのは、
私の名前を忘れない為に、という気持ちからだったのだ。
そういう事が嬉しかった。
人と人は、つながっているのだと実感した瞬間でもあった。

私の心の中で帽子に書いたサインは、
またいつか、おじさんや子供達を喜ばせたいという契約書になっていた。

今回、講演でスピーチする機会を頂き当時の事を考える事によって、
自らの気持ちを再確認する事が出来ました。
あの日から1年半しか経っていないなんて、まだ信じられない。
だから、これからも自分に出来る範囲で応援しようと思う。


以前、被災地で関わった団体の中でスコップ団という組織がありました。
ただ黙々と建物に流れ込んできた瓦礫を撤去して綺麗にしていく事の繰り返し。
いったいどれだけの人々が救われただろうか
彼らが言っていた言葉は「人助けに理由はいらねぇ。」
まさにその通りである。

仮設住宅応援公演

応援公演や、福祉公演は私が勝手にやっている事
文におこしているのも、まだまだ応援している事を伝えたいだけで
今後もビジネスにする気持ちは、さらさら無い。

「人助けに理由はいらねぇ。」何度唱えてもいい言葉だ。

コメント
お疲れ様です☆
TAKUYAさん、大活躍ですね!
被災地、私も行きたいです。
UNICEFやARIGATOfromjapanに
入っているのにも関わらず
全然行くことも出来ず
なんか心苦しい気持ちです。

人助けに理由はいらねぇ。

素敵な言葉ですね。
  • つぐみ
  • 2012/09/23 12:34 AM
つぐみさんへ

コメントありがとうございます。
未だ、毎日ボランティアで支援をされている方々がいるのに
本当は私も心苦しい気持ちなんです。

でも支援とかは人と比べるものではないから
そんな感情をもてる、つぐみちゃんはとても優しい子だと思いますよ。
無関心という事が何よりも悲しい事です。
UNICEFやARIGATO from japan
素敵な活動じゃないですか。
やり方は様々ですが、これからも
もっともっと人助けをして行きましょう!
  • TAKUYA
  • 2012/09/23 5:58 PM
ご無沙汰しております。
震災から1年半が経ちましたね。もう1年半、まだ1年半、両方思うところがあります。

「マジックショーを見て、一部の子供さんが暴れ出した」というくだりを読んで、改めて身近な人を失った子供たちに大人が何をできるのか、私は私でできること(現地に普段いるわけでもないので、間接的な事柄になるとは思いますが)を考えなければと思いました。

応援活動を継続するきっかけとなった、帽子のおじさんの話を読み、私も被災地で会った農家のおじいさんのことを思い出しました。どことなくユーモラスでにこにこした方でしたが、みんなで瓦礫ゴミ取りの作業をした後、こう話し始めました。
「私は歳なので私が生きてる間には無理かもしれませんが・・・」
聴いている人たちの顔が暗くなるのをみて、おじいさんは笑顔で続けはります。
「いや、私見た目より歳なんですよ(笑)。でも、子供や孫に皆さんのことを伝えて、いつかきっと恩返しをしますから。」

聴いていて、こういうときはお互い様やしそこまでしなくても、と思う一方で、こういうところで普段接点のない人同士もどこかつながって世の中動いているのだな、と思いました。



私もこの夏は被災地に行かなかったのですが、10月以降時間を見つけてまた行ってこようと思います。TAKUYAさんも応援活動、無理のない範囲で頑張ってください。
ふようほう様

メッセージありがとうございます。
頂戴したコメントの「生きている間には無理かも知れませんが…
子供や孫に皆さんのことを伝えて、いつかきっと恩返しをしますから。」
私利私欲の無い気持ちで、応援する側とされる側
双方の思いやりや感謝の心で満たされている。
なんて素晴らしい事でしょうか。

私も被災されたお年寄りの方と話す機会があると
ついつい話し込んでしまうのですが
皆さんの返答で多かった話は「…しかし戦争の時はもっと酷かった。」
中には「国から少しでも保障して頂けるから有り難い。」という意見も御座いました。
困難な状況に身を置かれても、感謝の気持ちを忘れなかったり、力強い言葉等
本当に精神力の強い世代だなと感じます。

私の場合は、もともと育った地域の地元を応援する事は自然な事であります。
ふようほうさんの様に他県の出身者でありながら
常々被災地の事を考えて下さる
優しい気持ちの方々を、私は心から尊敬しております。
今後もどうかお身体ご自愛下さいませ。
  • TAKUYA
  • 2012/09/26 1:47 PM
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