東部道路をこえた瞬間に涙があふれ出てしまった
映像で見ていたよりも、想像していたよりも過酷な現実でありました。
被災地の方々は皆堪えていた、そして頑張っていた。

福島県の公演では原発事故の為、強制的に住んでいた場所を追われてしまった方
大津波の為に住んでいた場所が無くなってしまった方
それぞれの状況の中、みんな頑張っていた。
皆頑張るしか方法がない事もよく知っていた。

自分が役に立てる事は一体何だろうか…
それは長い避難所生活での気を紛らわしてもらう事であったり
子供達と触れ合う事で心のキャンバスに明るい色味を添えたかったり
一方的な望みだけれど、そうなってほしいと願ってマジックを演じた。



舞台も無く照明も音響も限られた中での小さなマジックショーではあったものの
劇場に来た気持ちになってほしかったし、喜ぶ笑顔や笑い顔が見たかった
マジシャンになり舞台に立ち始めた頃とまったく同じ気持ちで演じた。

公演が終わる度に会場の皆様とお話をさせて頂くのですが
殆んどの方は落胆よりも、復興へ向けての力強い意志を感じました。
新たな仕事への意欲、昔の日本人の様な芯が強く、そして目標へ向けてのまっすぐな心。
涙を浮かべながら何度も発していた「ありがとう」の言葉は一生忘れる事はないでしょう。

今、文章を書きながら思い返しただけでも画面が滲んでいる…
私個人は小さな力かもしれないけれど、絶対に応援し続ける事を誓う
この恵まれた環境なんだもの、がむしゃらに頑張ってみようかと思う。


最後に三春町役場の新野様、昭進堂の高橋様、仙台市ボランティアセンターの皆様
各地域で手伝って頂いた親類縁者の皆様、本当にありがとうございました。
一人だけでは実施する事すら困難な状況下だったと思います。
スタッフの大切さも身にしみて感じております。

一日も早い復興へ向けて、共に頑張ろう東北!!!!!